FAQ / よくあるご質問
<質問> KA形表面実装ライトスイッチについて(サーフェスマウント端子)
<回答>
照光式スイッチの配線作業、とくにハンダ付け作業を軽減したいというお客様の声から生まれた「省配線シリーズ」として製品化された「KA形表面実装ライトスイッチ」につきまして、ご紹介いたします。
DIP端子とサーフェースマウント端子の違い
これまでの照光式スイッチは、基板に実装する方法としてプリント基板端子(DIP端子)を手作業で取付、ハンダ付けを行う方法しかありませんでした。
実装機での工程とは別に行う作業となり、ハンダ作業に時間がかかる上ハンダ不良の発生も懸念されることから確認作業も必要でした。
そこで、サンミューロンでは表面実装対応を可能にするため照光式スイッチとしては業界初の「サーフェースマウント端子」を採用しました。
表面実装対応を可能にしたことで スイッチも他の電子部品と同様に、実装作業の自動化を可能にしました。
従来のDIP端子と比較すると、約1/3~1/5(当社比)の作業時間軽減でコスト削減を実現、ハンダ付け時のバラツキがなくなり、品質も向上します。
作業時間比較(1つの基板に100個実装した場合)
DIP端子1個あたりのハンダ作業時間 約36秒
KA形表面実装スイッチ1個あたりのハンダ作業時間
約7秒
作業時間 1/5以下に削減可能(当社調べ)
プリント基板端子(DIP端子)とサーフェースマウント端子の形状比較
DIP端子タイプ製品(KC形) |
表面実装タイプ製品(KA形) |
端子部(拡大) |
端子部(拡大) |
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端子形状はストレート |
端子形状はフラット |
KA形表面実装ライトスイッチは、お客様の生産環境の変化に対応できる製品に
仕上がっております。
照光・クリック感など照光式押しボタンスイッチとしての基本性能はもちろん、
作業効率、位置精度を向上した製品です。
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